副業としてWebライターを始めるにあたり、記事を効率よく量産する方法を模索していました。特に、SEOを意識した記事作成や体験談を組み込む記事は、初心者にとって時間がかかります。
そこで注目したのが生成AIを使ったプロンプト作成です。この記事では、私が実際に生成AIに記事作成用のプロンプトを作ってもらい、記事執筆を効率化した方法と学びを具体的に紹介します。
生成AIに頼んだ内容
私がAIに依頼したのは、記事構成の指示を含めたプロンプトの作成でした。記事の構成について具体的には、
- SEOキーワードやタイトル案、見出しの提案を組み込む
- 導入文・本文・まとめ・体験談といったパートごとに条件を指定
を指示しました。
さらに「実績寄りかブログ寄りか」といった記事の方向性や、読者ターゲットや検索意図に合わせる工夫も盛り込みました。
文章のトーンについては読みやすさを重視し、基本は文章主体で進め、箇条書きは補助的に使う程度にとどめました。その際、SEOキーワードを不自然にならないように散りばめることも意識しました。
プロンプト作成手順
ここからは、私が実際に行った生成AI用プロンプト作成の手順を紹介します。
まず、テーマと目的を明確にしました。例としては「生成AIで記事作成用プロンプトを作る方法を体験談付きで紹介する」といったものです。次に記事の条件を指定します。キーワードは「生成AI」「記事作成」「SEO」とし、文字数は2000~2500字程度。構成はタイトル、導入、本文、体験談、まとめとしました。
見出しや段落についても、H2・H3・H4の階層や内容を具体的に指示し、文章主体での執筆を基本としつつ箇条書きは必要に応じて補助的に利用します。出力形式はMarkdownとし、Wordに貼り付けやすいように段落や見出しを整えました。
記事生成の過程では、確認と修正を繰り返すことも重要です。AIが作成したプロンプトや記事を確認し、「もう少しSEO寄りにしてほしい」や「体験談を追加してほしい」といった調整を加えました。
プロンプト作成で得られた効果
- 作業効率化:記事構成の骨格が短時間で手に入る
- SEO対応:キーワードや見出し条件を組み込むことで修正の手間を削減
- 迷わず書ける:「どこから書き始めればいいか」の心理的ハードルを解消
記事作成の際にSEOや内容をどう書くべきかなどで、時間をかける必要がなくなったことで、プロンプトにより作成された記事に肉付けして完成するまでに約20~30分ほどしかかからず、従来2~3時間かけていた時と比べて大幅に効率化されました。
※記事の完成度や検索順位の結果については、まだ検証中です。後日追記予定です。
AIで記事を作成して得た学び
- プロンプトは一度で完璧に作らず改善することが重要
- AIが作ったプロンプトは 補助、体験談や独自視点は自分で追加
- 条件を細かく指定すると、より使いやすいプロンプトが得られる
特に、AIはあくまで「補助」という考えで記事作成に臨む必要があると実感しました。AIの作成能力は高いですが、テーマによっては内容が薄くなってしまったり、誤った情報を書き込んでしまうことがあります。そのため作成された記事にはきちんと自分の手を入れる必要があります。
まとめ
生成AIに記事作成用プロンプトを作ってもらうことで、記事作成の効率化とSEO対応が可能になります。
人間とAIで役割を決め、AIにはテーマに関する事実などや構成を担当してもらい、人間はAIには書けない体験談や感想などを担当する、まさに適材適所です。
記事をこれから書き始めようとする方は、はじめは上手く進まず、挫折することもあります。どうしてもうまくいかない方は、AIを使いながら作業を進めると、効率もモチベーションも保てるのではないかと思います。
記事作成のつまずきを減らすためにも、ぜひ一度は試してみてください。
※プロンプト作成や記事の結果は検証中で、後日追記予定です。
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