初心者でもできる!チャートの基本の見方を徹底解説

投資

FXを始めようと思い、「ようやく口座の開設までできた!」と、喜んでいるのも束の間、初心者がまず最初にぶつかる難題がチャートの見方です。

一見すると、チャートはプロトレーダーが使う専門的なツールのように見えます。しかし実は基本のポイントさえ押さえれば誰でも理解できます。

この記事では、チャートの基本的な見方、初心者が注目すべきポイント、そして取引にどう活かすかを解説します。最後まで読むことで、チャートを「なんとなく見る」から「目的を持って読む」へとステップアップできるはずです。


チャートの基礎を理解しよう

チャートとは何か?

FXのチャートは、通貨ペアの価格変動をグラフで表したものです。時間軸を横軸、価格を縦軸にして、過去から現在までの値動きを確認できます。これにより、現在の相場状況や過去の傾向を把握できるのです。


ローソク足の基本

チャートを見るうえで欠かせないのが「ローソク足」です。日本で生まれた分析手法で、世界中のトレーダーが使っています。

  • 陽線(緑や白で表示されることが多い):始値より終値が高く、価格が上がったことを示す

  

  • 陰線(赤や黒で表示されることが多い):始値より終値が低く、価格が下がったことを示す

  

さらにローソク足には「ヒゲ」と呼ばれる上下の線があります。これにより、その時間帯でどこまで値動きがあったのかを視覚的に確認できます。画像の最大値、最小値まで伸びている線が「ヒゲ」です。


トレンドを読むことの重要性

上昇トレンド

価格が右肩上がりに動いている状態。買いのチャンスを探る局面です。

上昇トレンドの特徴は、「直近の高値、安値がその次の高値、安値を上へ更新」していることです。

下降トレンド

価格が右肩下がりになっている状態。売りのチャンスを探る局面です。

下降トレンドの特徴は、「直近の高値、安値がその次の高値、安値を下へ更新」していることです。

レンジ相場

直近の高値、安値間で価格が上下に変動している相場です。この場合相場の予測が難しいので、エントリーは見送る方が良いです。


よく使われるインジケーター

FXには、「インジケーター」という相場の分析を補助する機能があります。これを使うことで相場のトレンドや売買のタイミングを見極めます。

初心者へおすすめの代表的なものを紹介します。

  • 移動平均線:一定期間の平均価格を線で表したもの。価格が線より上なら上昇傾向、下なら下降傾向と判断できます。
  • ボリンジャーバンド:価格の変動幅を示す指標で、バンドの幅が広がると相場が動きやすくなります。
  • RSI(相対力指数):買われすぎ・売られすぎを判断する指標。数値が70以上なら買われすぎ、30以下なら売られすぎの可能性があります。

インジケーターは便利ですが、使いすぎると混乱のもとになるため、最初は1~2種類に絞るのがおすすめです。

特に移動平均線は視覚的にわかりやすいので、はじめに使うならこれがいいと思います。


まとめ

チャートは、初心者にとって最初はとっつきにくいツールに見えるかもしれません。しかし、ローソク足の意味とトレンドの把握という基本を押さえるだけで、大きく理解が進みます。

初心者の方は、この二つをまずはしっかりと理解しましょう。そうすることで、今の相場がどういう状況なのかが、チャートを見てわかるようになるでしょう。

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